賃貸物件では、家賃以外にも管理費や共益費、駐輪場代などの支払いを要求される場合があります。これらの費用も家賃として含んで計算しましょう。
 
また「職場から近いところに住みたい」「家でゆっくりと休みたい」など、家に求める基準は人によって異なります。住環境にこだわることで家賃が高くなった場合は、ほかの生活費の支出を抑えるなど、全体のバランスを取りましょう。
 
そして、家賃を決める時にはボーナスを含まないことが重要です。ボーナスの金額は毎回一定ではなく、場合によっては支払われない可能性もあります。ボーナスありきで生活費を組み立てると、経済的に破綻する恐れがあるでしょう。
 
ボーナスは2年に1回必要になる更新料や引越し費用など、別の用途で確保しておくと安心です。
 

家賃を抑えるポイント

家賃が安い時期に物件を探しましょう。一般的に4〜6月と10〜12月は賃貸物件を探す人が少なく、家賃を下げて募集するケースがあります。逆に繁忙期は「1月〜3月」となるため注意しましょう。
 
次に家賃が安いエリアから物件を探してください。例えば、東京23区の千代田区や港区は家賃相場が高めです。しかし、世田谷区や中野区は好アクセスながらも家賃相場はそれほど高くありません。エリアを厳選して探してみましょう。
 
賃貸物件として不利な部分がある物件は、家賃が安く設定されています。例えば、築年数が古い物件と築浅物件を比べれば、古いほうが家賃が低く設定されています。築年数はかなり経っているものの、リフォームされていて快適に過ごせる物件もあるため、しっかり調査しましょう。
 

6~7万円の家賃で探そう

新卒入社で賃貸物件を探す場合には、手取り額の30%を目安として探しましょう。ただし、安すぎる物件には、駅から遠すぎる、建物が古くて断熱性能が低いなど、安いなりの理由があるケースが多いです。
 
家を選ぶ際に何を重視するか、譲れない部分を決めてから物件探しをしましょう。
 

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