▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
後輩の結婚式に出席する場合、ご祝儀はどのくらい包んだほうがいいの?
先輩から後輩に渡す場合のご祝儀は「3万円」が一般的とされます。ただし、年齢がだいぶ下の場合や会社で役職などについている場合は「5万円」を包む場合もあるようです。「3万円」は下回らないようにしつつ、自分の出せる金額でご祝儀を包むのがベストだといえるでしょう。
ご祝儀は3万円を下回らないようにしたほうがいいの?
結婚式に持参するご祝儀の金額は、強制されるものではありません。しかし、「3万円」以上のご祝儀を渡したほうがいい理由は、結婚式でゲストにかける費用が大きいことを考慮する必要があるからです。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏」によると、結婚式で料理・飲み物にかかる費用と、引き出物のゲスト1人あたりの首都圏の平均金額費用は以下の通りです。
●料理・飲み物費用:2万3000円
●引き出物:6400円
料理・飲み物と引き出物にかかる費用を合計すると2万9400円となり、3万円のご祝儀とほぼ同額となります。また、結婚式では料理・飲み物や引き出物以外にも、ゲストを迎えるための諸費用がかかります。
ゲスト1人につき約3万円かかっていることを押さえたうえで、新郎新婦の負担にならない程度にご祝儀の金額を考えることが望ましいでしょう。