もし急病で行けないなどやむを得ずリセールしたい場合、違法にならない方法を選ぶことが重要です。まず、そのチケットがリセール可能かどうかを確認しましょう。チケットぴあの場合、発券前のチケットは詳細に「リセール可」という文字が表示され、そのままWebサイト上でリセール操作が可能です。
リセールには申込手数料200円や口座送金事務手数料275円などが必要になるため、購入金額から手数料が引かれたうえで指定した口座へ残金が振り込まれることを理解しておきましょう。
また「チケプラトレード」など、主催者公認チケットリセールサービスを利用する方法も安全です。正規リセールサービスかどうかはチケット適正流通協議会が定める基準に準拠した販売事業者の証の「FTマーク」の有無で確認しましょう。
リセール時の注意点
チケット不正転売禁止法では、販売価格より安い価格でのリセールや無償譲渡は規制の対象外となっています。
しかし、チケットによっては譲渡自体が禁止されているケースもあります。特に、チケット紙面などに氏名が記載されている場合、無料で譲っても入場拒否される可能性があるため、注意が必要です。チケットを購入する際には、販売・入場条件をしっかり確認しておきましょう。
正しい方法でリセールしよう
ライブのチケットのリセール自体は違法ではありませんが、主催者がリセールを許可していない場合や、リセール方法を間違えてしまうと入場できないだけでなく、違法となって処罰対象となる可能性があります。
チケットの規約などを確認し、リセール可能であっても、正規のリセールサービスを利用するなど、正しい方法でリセールを行うように心がけましょう。
出典
e-Gov 特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律
政府広報オンライン チケットの高額転売は禁止です!チケット不正転売禁止法
チケットぴあ リセールサービス/申込方法
チケット適正流通協議会
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー