●年収が高め
●休日が多い
●該当メーカーに関する高い地術と知識が身につく
●研修が充実している
●設備が充実していることが多い
貯める&備える
2025/01/18
息子が「好きな自動車メーカーの専属整備士になる」と話していました。「年収500万」は稼げると言っていましたが本当でしょうか?
一般的に、ディーラー整備士が仕事内容などで比較されるのは、民間の整備工場に勤める自動車整備士です。つまり、上記の年収や休日、設備の充実度などは民間の整備工場に勤める自動車整備士と比較した場合のものです。
また、ディーラーの整備士が整備するのは、大半がそのメーカーの車になります。入庫台数も多く、ディーラーならではの高難易度な修理も少なくないようです。メーカーからのバックアップも手厚く、そのメーカーにおける深い知識と数多くの経験を積める点は、ディーラーの自動車整備士ならではだといえるでしょう。
対して、ディーラー整備士になることで、発生する可能性があるデメリットは以下の通りです。
●基本的に忙しい
●さまざまなノルマがある
●人事異動が少なくない
●整備する車種が限られる
会社により異なりますが、入庫台数が多いディーラーでは時間に追われながら作業することも少なくないようです。効率化など自身のスキルアップにも繋がる可能性はありますが、忙しいことは1つのデメリットになり得ます。
また、ディーラーには車検や販売などにおいて、何らかのノルマが設定されていることが多いようです。ノルマを達成しなければ、思うような年収に届かないケースもあるかもしれません。
ディーラー整備士が整備するのは該当メーカーの車が大半であり、そのメーカーの深い知識と多くの経験を積める点が大きなメリットだと考えられます。しかし、他メーカーの車はほとんど入庫しないため、整備する機会はかなり少なくなります。
多種多様な車の整備技術を身につけたいと考える方にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
簡単ではないが、年収500万円は目指せる
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