▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
専属整備士の収入例
自動車整備士の年収は人によって異なります。年収を決定する要素はさまざまですが、企業規模や役職に加え、当人のスキルや経験などによって決定するのが一般的だと考えられます。
一般社団法人日本自動車整備振興会連合会が実施した調査によると、令和4年度における自動車整備士の平均年収は約400万円とされています。このうち、ディーラーに勤める自動車整備士は平均年収が約480万円となっており、平均よりも高い収入を得ていることが分かりました。
ある自動車メーカーのディーラーでは23~50万円の基本給に加えて、資格手当や特技手当、時間外手当が支給される整備士の求人があります。これらに年2回の賞与を加えた場合、27歳で年収450万円、36歳で520万円、43歳で570万円が収入例として挙げられています。
上記はあくまで一例ではありますが、自動車メーカーの専属整備士として年収500万円を稼ぐことは不可能ではない可能性があります。
ディーラー整備士のメリットとデメリット
自動車整備士の中でも、平均年収が高いことで知られるディーラーの整備士ですが、その仕事にはメリットと共にデメリットもあります。
ディーラー整備士になることで、得られる可能性があるメリットは以下の通りです。