遊漁券を購入した場合は、釣りの際に目立つ場所に取り付ける必要があります。ベストやビクなど、他の釣り人や漁協関係者に見やすい場所に掲示し、提示を求められた際には快く応じましょう。提示することで、釣り場で許可された釣りを行っていることが証明でき、他の人とトラブルを避けられます。
 

釣り場探しは先行者への配慮を忘れずに

釣り場を探していると、他の釣り人と出くわすことがあります。その場合、川釣りのルールでは「先行者優先」が原則とされています。また、釣りたい場所に他の釣り人がいた場合は、近づき過ぎずに別の場所を探すようにしましょう。先行者に一声かけ、十分な距離を保って釣りを楽しむことが大切です。
 
時には、他の川に移動することも検討し、他の釣り人と気持ちよく釣りができるよう配慮しましょう。場所によっては人気の釣りポイントがあるため、他の釣り人と譲り合って釣りをすることが、トラブルを避けるためにも大切です。
 

ゴミを置きっぱなしにしない

釣り場をきれいに保つために、出たゴミは必ず持ち帰ることが基本です。食事の際に出たゴミや飲み物の容器など、放置せずにすべて持ち帰りましょう。ゴミ袋を準備しておき、ゴミを入れて車などに持ち帰ることが求められます。
 
なお、飲み物はペットボトルを使用することをおすすめします。釣り中にビクやドリンクホルダーにペットボトルを収納しておけば、ゴミを最小限に抑えられ、移動の際にも便利です。
 

小さいサイズの魚はリリースする

川釣りでは、釣った魚のサイズについても注意が必要です。魚を釣ったら、まずはサイズを確認しましょう。持ち帰ることが許されているのは規定の大きさを満たした魚だけです。漁業協同組合によって規定が設けられているため、釣った魚が基準に満たない場合はリリースしましょう。
 

遊漁券が必要となるのは漁業権が関係するケースがあるため|各都道府県条例や漁協の遊漁規則を確認しよう