スーパーで「弁当」を買い物かごに→店員さんが「もうすぐ半額になる」と教えてくれたので、10分ほど待って「半額シール」を貼ってもらった! これってマナー違反になってしまう?
スーパーではフードロスを防ぐために、閉店が近くなると総菜や生鮮食品に割引や値引きのシールが貼られることがあります。食品がお得に購入できるとうれしいですよね。しかし、欲しい商品が値引きされるまで待っていると、売れてしまって手に入らなかった!ということもあるでしょう。   本記事では、事前に商品を確保しておいて、値引きシールが貼られる時間まで待つ行為がマナー違反になるのかどうかを考えてみました。

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カゴに入れた商品と値引きになった商品を交換しても良いの?

たまたまスーパーを訪れたタイミングで値引きが開始されたのであれば、値段が下がった商品を買うことはマナー違反になりません。では、事前に欲しい商品を確保しておき、値引きシールが貼られるまで店内で待っていた場合はどうなるのでしょうか?
 
この場合、値引きしてもらう手段の1つとして考えられるのは商品の交換です。事前に欲しい商品をカゴに入れた状態で店内に滞在し、割引になったタイミングで値引きシールが貼られた商品と入れ替える方法ですね。
 
スーパーでは基本的に一度カゴに入れた精算前の商品を棚に戻してはいけないという決まりはありません。そのため、事前にカゴに入れていた商品を棚に戻して、割引になった別の商品をカゴに入れることはルール上、問題ないでしょう。
 
しかし、買うつもりがないのに複数の商品を確保して後から戻す、カゴに入れていたことで傷んでしまった商品を売り場に返すのは迷惑行為となってしまいます。
 

後からシールを貼ってもらうことはできる?

値引きシールが貼られるタイミングで、カゴに入れた商品にもシールを貼ってもらうように店員さんに頼む行為も考えられます。
 
店員さんの厚意でシールが貼ってもらえることもありますが、必ずしも貼ってもらえるとは限りません。なぜなら、スーパーの値引きシールは売れ残りを解消するために貼られるからです。すでにカゴに入っている商品にシールを貼ることで、他の客と不公平感が出る可能性もあります。
 
スーパーは商品の売れ行きや消費期限を考えて値引きシールを貼っています。そのため、本来であれば値引きにならない商品に値引きシールを貼るように交渉したり、初めから値引きシールを貼られることを見越して商品をカゴに確保したりしておくことは迷惑行為となるでしょう。
 

値引きのタイミングを待ってスーパーに滞在しても良いの?