宮城県登米市に本社を置くウジエスーパーは、「お弁当お惣菜大賞2025」にエントリーし、全国約15000点の中から3品が入選したことを発表した。

入選した3品をチェック

「お弁当お惣菜大賞」は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、専門店などで実際に販売している数多くの弁当・惣菜・サラダ・パンなどの中から、食の専門家で構成された審査員により、特に優れた商品を選出し表彰するプログラムだ。


同社が惣菜部門で入選したのは、「ふかひれ餡かけの自社製茶碗蒸し」430円(税込)。

宮城県ならではの食材でおもてなししたいと考え、気仙沼市の名産品である「ふかひれ」を使用したオリジナル茶碗蒸しを開発。同社が製造した茶碗蒸しは、多い時で月間に1万個以上の売り上げを誇るという人気惣菜。その茶碗蒸しに高級食材「ふかひれ」を使用し、特別感を味わえる商品に仕上げている。

また、宮城県気仙沼市はサメの水揚げ量も多い地域。ふかひれ生産が盛んな地域で水揚げされてすぐに加工した高品質な原料が使用されている。


おにぎり部門で入選したのは、「酒の肴むすび(イカの塩辛×登米産にんにく味噌)」248円(税込)。〆ではなく、おつまみになるおにぎりを開発することをテーマにしたという賞品だ。

同社は、登米市の企業・ヤマカノ醸造で製造している味噌を使用することで、宮城の食文化の伝承、地元登米市を盛り上げたいと考えている。塩辛も気仙沼加工品を使用することで、震災からの復興をより後押ししたいとの思いから開発された。

イカの塩辛は、宮城気仙沼の「小野万」のものを使用しており、クセがなくマイルドな味付けが特徴だ。おにぎりには味噌を2種類使用し、塗ってある味噌は10年以上味を変えていないというおにぎり用仙台味噌。中にも味噌が入っており、登米産のにんにくを使用した、にんにく味噌が使用されている。


魚弁当部門で入選した商品は、「石巻産!イシモチと魚介の天ぷら御膳」950円(税込)。同商品は、宮城の魚を使用した御膳を販売するために開発されたそう。宮城県石巻産のイシモチを使用している。