「自分らしさを大切に」と言われても、その「自分らしさ」がわからないと大切にはできないですよね。
自分らしさを探す教科書があればいいけれど、残念ながら学校では教えてくれません。自分自身を見つけるためには、なにをすればいいのでしょうか?
fumumu取材班が、自分自身を見つけるために意識していることを聞いてきました。
①実現可能か考えない
「自分の好きなことを探すときに、無意識に実現可能かで判断していないか、考えてみるといいですよ。
私も、転職するときに”自分ができることか”、”自分がやりたいことか”を分けて考えるように意識していました。そのふたつが混ざってしまうと、自分が本当にやりたいことが見えなくなってしまうんですよね。
実現可能か冷静に判断することも大切ですけど、単純にやりたいかどうかを考えてみるのも、必要なことだと思います」(20代・女性)
②「嫌い」から探す
「夢に向かって努力している人に憧れて、自分が夢中になれるものを探すのもいいでしょうけど…。私は、自分が嫌いなものにこそ、しっかり目を向けるべきだと思います。
私は、既存のルールに縛られることが苦手で、人と会話がない作業も苦手なんです。自分の苦手分野を考えて、転職するときは、創業されたばかりの会社の企画営業を選びました。
老舗の会社の経理事務などに転職していたら、絶対すぐに辞めていたと思います…。ネガティブな気持ちに目を向けると、自分の居場所が見つかることもあるんじゃないでしょうか」(20代・女性)