◆料理研究家に「料理のアドバイスを無償でやって」
料理研究家・リュウジも2023年にとあるメディアから、料理に関する無償での依頼があったことをXで報告。べちゃっとならない焼きそばの焼き方を記事にしたいのでインタビューを受けてほしいとメールが届いたという。しかし、<あ、お仕事ですね、予算は?と聞いたら「記事に名前と活動載せるからタダでやれ」との返答>とのこと。
こうした態度に違和感を覚えたリュウジは <一応、僕もプロなので言いますが、それを生業としてる人に「宣伝」を引き換えにタダで知識や時間を貰おうとする仕事は受けないし、受けないでほしい><それがまかり通ると「プロの価値」が下がりますしその人にもその業界にもマイナスしかありません> と怒りをあらわにした。
著名人であれば、どれだけ理不尽な依頼であっても、断ればSNSにネガティブな書き込みをされかねない。著名人は好感度が仕事量に直結する職業の場合、そういった対応はとても難しいはずだ。好感度を人質に取られているため、モヤモヤ感を抱きながらも“搾取”を受け入れている人は少なくないのではないか。ねづっちの投稿をきっかけに、無償依頼が頻発している状況を考え直す機運が高まることを期待したい。