続いては「糖質84%カットのショートケーキ2個入」。こちらはエリスリトールを除いた1個あたりの糖質が5.0gと、「糖質71%カットのスフレチーズケーキ2個入」よりも少し高めながら、糖質のカット率では上回る一品です。
2個入になってからは初めて食べましたが、先端に入っている苺ピューレの量が少し減ったような……? なお、以前食べた際には、この苺ピューレの酸味が強いのがかなり気になりましたが、今回は問題ありませんでした。
これがピューレの量が減ったからなのか、味が改善されたからなのかはわかりませんが、やはりショートケーキという素材勝負のシンプルな構成だけに、クリームやスポンジなど、低糖質にした際のチープさがどうしても際立ってしまう部分については変わらず。特徴的な味わいを持たせるなど、こちらも何かしらの工夫があった方がいいかもしれません。
残念商品3位:糖質81%カットのテーブルパン6個入 648円
非オススメの最後は「糖質81%カットのテーブルパン6個入」です。こちらは、1個あたりのエリスリトールを除いた糖質量が3.3gで、「日本食品標準成分2015年度版(七訂)」のロールパンと比較し、81%の糖質カット率とのこと。
「ローソン」で売られている低糖質パンである「ブランパン」は、同じく「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」におけるロールパン100gのあたりの糖質46.6gに対して、100gあたり7.86gであると21年に公式サイトで公開しており、こちらは83%程度のカットとなっているので、大体同程度でしょう。
このパンは、アーモンドプードルや小麦たんぱくなどが使用されています。口に入れた際には、しっとりとした食感で悪くないものの、そこから溶けずに口の中に残り続け、噛んでいるうちに豆のような風味が出てくるのが、筆者的にはかなり違和感。