次に、残念ながら筆者の口には合わなかった非オススメ商品3つを紹介したいと思います。

・糖質90%カットのどらやき 183円
・糖質84%カットのショートケーキ2個入 626円
・糖質81%カットのテーブルパン6個入 648円

残念商品1位:糖質90%カットのどらやき 183円

「糖質90%カットのどらやき」のパッケージを取ったところ(写真:サイゾーウーマン)
断面。やはりあんこの再現は低糖質スイーツにとって鬼門なのかも?(写真:サイゾーウーマン)

 以前どら焼きのランキング記事でも触れましたが、個人的には「シャトレーゼ」が扱う低糖質商品の中で、最も口にあわないのが「糖質90%カットのどらやき」です。

 脂質が低い傾向にある代わりに、あんこが用いられることで洋菓子よりも糖質が高くなりやすい和菓子ですが、この商品はエリスリトールを除いた糖質が3.9gと、同チェーンが販売する「北海道産大納言どら焼き」と比較すると90%という驚異の糖質カット率を誇ります。

 しかし、肝心のあんがネチョッとした食感、かつ小豆のおいしさがかなり希薄で、口に入れると「ああ、低糖質の置き換え商品を食べているんだな」と強く思わせるほどにフェイク感が強いものとなっているのが、非常に残念。

 「シャトレーゼ」に限らず、低糖質のあんこはどのメーカーもかなり苦戦している印象がありますので、あんこは鬼門と言えるのかもしれません。

 とはいえ、モンテールの「糖質を考えたどら焼 あんこ&ホイップ」は、吸収されにくい糖質を除いた糖質量が4gと、「糖質90%カットのどらやき」同程度の糖質ながらも、ホイップを合わせることであんこの食感の悪さをカバーする工夫がなされており、比較的食べやすい印象があります。

 こうした何かしらの工夫を、この商品でも行った方がいいのではないでしょうか。

残念商品2位:糖質84%カットのショートケーキ2個入 626円

「糖質84%カットのショートケーキ2個入」のふたを取ったところ(写真:サイゾーウーマン)
断面。やはり全体的にチープなのがこのケーキの難点かもしれません(写真:サイゾーウーマン)