イタリア出身で日本に10年以上在住しているフランチェスコ氏が、空き家の再生に挑む!

1月10日(金)~3月9日(日)の期間、20年間も空き家だった物件を宿泊施設へ生まれ変わらせる「伊勢の空き家を宿泊施設へ再生するプロジェクト」を、クラウドファンディングサイト・CAMPFIREにて実施中だ。

フランチェスコ氏の人生を大きく動かした民泊事業

イタリア出身で、日本に10年以上滞在しているフランチェスコ氏は、東京で約7年間、マーケティング職として活躍。しかし、「自分の本当にやりたいことは何か?」と自問する日々が続いたという。

そんな中、偶然知人から誘いを受け民泊事業に携わることになったというフランチェスコ氏。その事業は、空き家をリフォームし民泊施設として貸し出すものだったが、空き家が生まれ変わってゆくその過程にとても魅力を感じたとのこと。この気づきが、フランチェスコ氏の人生を大きく動かす転機となった。

2022年2月にオープンした「鴨川オーシャンフロントヴィラ」

2020年、フランチェスコ氏は、千葉県鴨川市で友人とともに中古物件を購入・再生し、「鴨川オーシャンフロントヴィラ」として民泊運営を開始。この試みは大成功を収め、2023年には2軒目となる「鴨川ビーチサイドヴィラ」の再生と運営にも携わった。

「空き家再生」が確固たる人生の目標に

2024年7月にオープンした「鴨川オーシャンフロントヴィラ」

これらの経験を通じてフランチェスコ氏は、「空き家再生」という確固たる人生の目標を見つけたとのこと。同時に、自分が夢中になれる「空き家再生」は、日本で深刻化してきている空き家問題を解消することに貢献できるという点で、より魅力を感じているという。

日本人からしたら、何の変哲もない物件でも、フランチェスコ氏からみると光輝く宝物に感じ、日本中に溢れるそんな物件を一軒でも多く再生させたいという情熱で溢れているそうだ。