間違った・してはいけないストーカー対策①
現在自分がストーカー行為に悩まされている事を、友人や家族に伝えて相談に乗ってもらう事も対処法の一つですが、ここで注意していただきたいのが第三者を介してストーカーと話をする事です。ストーカーは第三者が入る事で自分の行為を第三者に否定され逆上してしまう事があります。
ストーカーからあなたを守ってあげたいと思い間に入ってくれているのでしょうけど、変にストーカーを刺激してしまうとあなたに対するストーカー行為がエスカレートするかもしれませんし、被害が第三者にまで及ぶこともありえます。
ストーカーは自分の行為がいけない事だと自覚していませんから、変に第三者が入る事でカッとなる恐れがあり、ストーカー行為が悪化したり、最悪の場合も考えられますので絶対にやめて下さい。ストーカーは自分と相手の邪魔をする者に対して排除しようとしてきます。
また、ストーカーと突然に関係を切る行為は逆効果ですので絶対にしないでください。ストーカーは連絡が取れることで今の関係を保っていますので、突然に関係を切ってしまうとストーカー行為がエスカレートしてしまう可能性があります。
ストーカー行為をされていると感じてもすぐに引越しや電話番号を変える、着信拒否にするなどの行為はやめてください。突然に関係を断ち切られたストーカーは新たな連絡手段や接触手段を探しかねません。その場合周辺の人にまで被害が及んだり、またいつまでも連絡が取れければフラストレーションが溜まりいつか取り返しのつかない行動に出ることもありえます。
間違った・してはいけないストーカー対策②
ストーカーにわざと嫌われるような行為はやめてください。多くの被害者の人が勘違いをしているのがストーカーに嫌われれば被害が収まると思っていることです。嫌われさえすれば自分に興味がなくなり付きまとわれなくなるのではないかと勘違いをされている人が多いですが、これは逆効果です。
もし仮にストーカーに対し攻撃的な面を見せてしまった場合、それに対しストーカーは怒りを覚えます。自分を理解してくれないあなたに対して怒り、暴力的な行動に出ることも考えられます。それが傷害や殺人にまで発展してしまう事もあります。
また、中にはそんなあなたに対して可愛いと思うストーカーもいるかもしれません。人それぞれ感情は違いますのでこちらが一方的に怒らせたつもりでも相手にとってはそれが自分に対する愛情だと受け止める人もいます。ちょっとやそっとのことではストーカーの感情は変えることはできないことを知る必要があります。
間違った・してはいけないストーカー対策③
警察に相談するタイミングも非常に大事になります。ストーカー自身が自分の行動にあまり自覚がない場合などに警察に相談をして注意をしてもらってもストーカーは理解ができません。そうすることによってあなたに対し怒りを覚え、逆にストーカーの心に火をつけてしまうことも考えられますので警察に相談するタイミングは慎重に行いましょう。
逆にストーカーがすでに攻撃的で危険を感じたらすぐにでも警察に相談しましょう。警察に相談するのをためらっているうちに被害が大きくなることもありますので自分の命を大事にし、警察に通報する決意をしましょう。
なぜストーカー行為をしてしまうのか?
ストーカー対策をする上で知っておきたいことは、ストーカーをしている人の心理です。ストーカーをしている人の気持ちを知ることで適切な対処ができます。ではなぜストーカー行為をしてしまうのでしょうか?
結論からいうとストーカーは勘違いから起こります。人が人に好意を持つ感情は人それぞれです。何気ない一言や、軽いボディタッチなどで「もしかしたら自分に気があるのかも?」と勘違いする人もいます。
こういった勘違いからストーカー行為が始まってしまいます。以前に付き合っていた元彼もまだ好意があるはずだという勘違いから始まります。