防犯対策がされている家は、強盗や空き巣に狙われにくいです。周辺環境も大きく影響するので、自分の家の状態を確認してみてください。強盗に狙われにくい家の特徴や防犯グッズを紹介します。
周辺環境が明るい
周辺環境が明るい家は、強盗に狙われにくいです。周辺に街灯やライトが多い家は、侵入者が目撃されやすいため、避ける傾向にあります。周辺に暗い場所が多い家に住んでいる場合は、「センサーライト」の導入を検討してみましょう。
「センサーライト」とは、人の動きによって、自動で点灯や消灯する装置のことです。「センサーライト」は、1000円台から1万円ほどで入手できます。
家の周りに隠れる場所がない
家の周りに木やフェンスなど隠れる場所がないと、強盗犯に狙われにくいです。防犯面からは、木の伐採やフェンスの解体を検討するのもいいかもしれません。
庭木の伐採費用は、木の高さや太さ、本数によって変わってきます。費用は、伐採費用や処分費用、追加費用を合わせて1本あたり8000円以上かかります。大きな木や本数が多いと100万円を超えるケースもあります。
フェンスを撤去する場合の相場は、木製フェンスだと3万円から10万円です。木の伐採もフェンスの撤去も依頼する業者によって金額に差があるので、見積もりの依頼をして比較検討しましょう。
侵入するのに時間がかかる
侵入するのに時間が「5分以上」かかる家は、強盗犯が諦める可能性が高いといわれています。
防犯ガラスを設置すると、ガラスが割れにくく、侵入がしにくくなります。メーカーや性能によって価格はさまざまですが、例えば、1平方メートルあたり8万6200円かかる商品の場合、1.8平方メートルの2枚の窓を防犯ガラスにするのに15万5160円かかる計算です。
窓ガラス全部を防犯ガラスにするのが難しい場合は、防犯フィルムにする方法もあります。防犯フィルムの価格もさまざまですが、1平方メートルあたり2万9700円の防犯フィルムの場合、1.8平方メートルの2枚の窓では5万3460円かかります。防犯ガラスにするよりも低価格で行えることが多いでしょう。
上記で紹介した防犯ガラス、防犯フィルムの価格には施工費などは含まれていない点に注意してください。