千代田区観光協会は、1月1日(水)に、日本舞踊・和楽器の若手の演者で構成したチーム・禮(REI)を、千代田区観光協会文化観光大使に任命した。1月17日(金)には、大手町・丸の内・有楽町地区の江戸情緒あふれる景観を創出するイベント「江戸にひかり大丸有」のオープニングセレモニーにて、文化観光大使として初めて出演し、アフターパフォーマンスで千代田区観光協会オリジナル曲を初披露する。

禮が千代田区の文化的な魅力を発信

禮は、日本の伝統芸術の価値を世界に広めることを使命に、三味線、篠笛、箏、囃子、日本舞踊などから成るチームで、古典の魅力を新しいアプローチで国内外に向けて発信している。

メンバーの活動拠点であった国立劇場(現在建て替えのため閉鎖中)を運営する日本芸術文化振興会と千代田区は、連携協力協定を締結しており、今回の千代田区観光協会文化観光大使任命により、今後、千代田区内で行われる観光イベントへの出演などの活動を通じて、千代田区が有する文化的な魅力を国内外に発信していく。

禮のコメント

禮は、日本の伝統芸術を誇りに思い、世界中でその価値を広めることを使命とし、日本舞踊と和楽器で構成した集団。海外でも意欲的に公演し、世界のアートシーンに貢献する存在として、誇り高く活動している。伝統を守りながらも、新しい可能性を模索し、伝統芸術の魅力と可能性を世界中に届けることを目標としている。

今回の就任を受け禮は、以下のようにコメントしている。

「このたび、千代田区文化観光大使に任命いただきました、伝統芸能集団『禮(REI)』でございます。このような歴史と文化が息づく特別な地で活動の機会をいただき、大変光栄でございます。

千代田区は、伝統と現代文化が交差する特別な場所。ここで、三味線、篠笛、箏、囃子、日本舞踊など、日本の伝統芸能を若手ならではの感性で発信し、新たな息吹を吹き込むことに大きな使命感を抱いております。