ここからは、節約効果をアップさせる冷蔵庫の使用方法について解説します。
ドアを開けている時間を短くする
冷蔵庫や冷凍庫のドアを開けている時間を短くすると、省エネにつながるといわれています。
資源エネルギー庁によると、ドアの開放時間を20秒から10秒に短縮するだけで、電気使用量を年間6.10キロワットアワー削減、CO2は3.0キログラム削減、年間約190円の節約につながる可能性があるそうです。
開け閉めをしすぎない
冷凍庫の開け閉めを、必要最小限におさえることも重要です。通常の倍の回数開け閉めをすると、年間約320円も余分な電気代がかかるとされています。
設定温度を適切にする
設定温度の調整も、節約に効果があるようです。資源エネルギー庁によると、温度設定を「強」から「中」に変更することで、年間で約1910円の節約につながる可能性があります。61.72キロワットアワーの電気使用量を、省エネできる計算です。
ただし、食品の保存状態に問題がない範囲で調整することが大切です。特に夏場は、食品の傷みに気を配りながら、適切な温度設定を心がけましょう。
食材によって異なるが、冷凍なら2~3週間ほど保存できる
今回は、食材の冷凍保存期間と、節約につながる冷凍庫の使い方について解説しました。食材ごとに適切な保存期間を守ることで、風味を保ちながら、無駄なく使い切ることができる可能性があります。
また、冷凍庫の使用方法を見直すことで、さらなる節約につながる場合があります。食費や電気代を削減するためにも、食材の特性に合わせて冷凍保存を行い、適切に冷凍庫を活用しましょう。
出典
日本テトラパック株式会社ロングライフ紙パックPR事務局 500人の働くママに聞いた「節約」に関する意識調査の結果を発表 節約しているつもりが逆効果!?“節約の落とし穴”に要注意! 過半数以上の人が節約のために行ったことで、逆に失敗した経験あり(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
環境省 我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和4年度)の公表について
資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー