「節約」のために「冷凍庫」を活用する母。冷凍だと食材の「保存期間」はどれくらいなのでしょうか?
近年、物価が高騰している影響で、食費のやりくりに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。冷凍保存によって食品ロスを削減でき、食費の節約にもつながる可能性があります。   本記事では、食材別の冷凍保存期間や、節約につながる冷凍庫の使い方について解説します。ぜひ参考にしてください。

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冷凍は節約につながる

日本テトラパック株式会社の調査によると、節約を実践している人のうち82.7%が食費を削っているそうです。また、食費を節約している人の62.1%が、「食品ロスを出さないために、できるだけ食材を使い切るように工夫している」と答えています。
 
環境省の調査によると、令和4年度の食品ロス発生量は約472万トンでした。そのうち、家庭から発生した食品ロスは、236万トンで半数を占めているようです。そのため、食材を冷凍することは、節約だけでなく食品ロスの削減にもつながる可能性があるといえるでしょう。
 

食材別の冷凍保存期間

ここからは、食材別の冷凍保存期間について解説します。
 

肉類の適切な冷凍保存期間

肉の冷凍保存期間は1ヶ月程度が目安だといわれています。必要なときに必要な量を取り出せるように、まとめて冷凍せず、小分けにして冷凍しましょう。ブロック肉は必要な厚さに切って、一枚ずつ保存することがおすすめです。保存期間をすぎないように、保存袋には購入日を記載しておきましょう。
 

野菜類の適切な冷凍期間と冷凍方法

野菜の冷凍保存期間は3週間が目安とされています。生の状態で冷凍する際は、食材ごとに料理しやすい大きさに切り、余分な水分をふき取りましょう。冷凍保存袋に入れて空気を抜き、厚みを平らにします。
 
食材ごとに分けて冷凍してもよいですが、数種類の野菜を一緒に保存しておくのも便利です。じゃがいもやニンジン、玉ねぎを一緒に保存しておくと、カレーや肉じゃがを作る際に活用できると考えられます。
 

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