ソーラーパネルを自作した場合に、いくら位電気代を生み出せるのかを確認しましょう。100ワットの太陽光パネルを使う場合、1時間あたりの発電出力は100ワットです。
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会によると、1キロワットアワーが31円のため、1時間で3.1円分の電気を出力していることになります。1日3時間、太陽光発電ができると仮定して、1ヶ月に生み出せる電気料を調べました。なお、1ヶ月を30日として計算しています。
3.1円×3時間=9.3円
9.3円×30日=279円
1ヶ月で、279円分の電気を出力していることが分かりました。ただし、この金額は1ヶ月間天気に恵まれた場合に限ります。天候が悪い日もあるため、1ヶ月で出力される電気料金は、さらに少なくなると考えられます。
太陽光発電を設置するときの注意点
太陽光発電のDIYをする際には、いくつかの注意点があります。自作のソーラーパネルを設置したい場合は、あらかじめ頭に入れておきましょう。
一から作るのは難しい
太陽光発電を一から作るには、専門知識が必だと考えられます。パーツの配線は、知識が少ないと難しいためです。
初めて挑戦する人には、ソーラーパネルのDIYセットがおすすめです。ソーラーパネルのワット数が高いものだと10万円以上しますが、バッテリーやインバーターが別売りになっているものであれば、2万円以内で購入できる場合もあるようです。
費用をおさえたい人は、パーツを別々に購入した方がお得な可能性がありますが、作業の難易度が高くなるため、初めての自作であればDIYセットの方が簡単だと考えられます。
発火のおそれがある
ソーラーパネル設置後にケーブルの接続がうまくいかないと、発火の危険性があります。初めて自作する場合は、パーツが繋がると安心してしまいがちですが、小さなミスが火災の原因になりかねません。
DIYに慣れていない人や専門知識がない人は、業者に依頼する方が安心です。