車は年数が経過するごとに市場価値が下がるため、数年待つことで時価を大きく下げられる可能性があります。
 
トヨタ認定中古車サイトでも、年式を2015年まで下げると、車両価格が89万円、支払総額が100万8000円のものなどがありました(2024年12月時点)。今後しばらく現状の車で我慢できるなら、検討の余地はあるでしょう。
 

親に車を売却してもらい、現金での支援を受ける

親にノアを売却してもらい、現金で支援してもらう方法です。贈与税の基礎控除である110万円を超えない範囲で現金を受け取れば、税金がかかりません。
 
例えば、300万円のノアを買うために親から100万円をもらい、残りの200万円は自分で支払うという形を取れば、贈与税を回避できます。
 

親名義のまま借りる

名義を変更せず、親名義のままノアを借りて乗る場合には贈与とはみなされないため、贈与税はかかりません。その際は万が一のことを想定し、任意保険の補償範囲などをしっかりと確認してから乗るようにしましょう。
 

まとめ

親から「ノア」を譲り受けることは、家族の生活を快適にする良い選択かもしれません。しかし、基礎控除額を上回る場合には贈与税が発生します。車の時価や贈与税の基礎控除額をしっかり確認し、事前に親ともよく話し合っておきましょう。
 

出典

国税庁 No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)
トヨタ 中古車
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【関連記事】

  • 新車700万円のトヨタ「アル・ヴェル」が街中をバンバン走っている謎。みんなそんなに「高年収」なの? よく見かける理由について検証
  • 車は「5年おき」に買い替えるのがお得? 10年乗る人とは「400万円」の差に!? メリットについても解説
  • 車に「駐禁シール」が貼られたので、出頭して違反切符を切られた! 友人に「出頭しないと加算されないのに」と言われたけど、反則点数が加算されない場合もあるの? 2つの対応を詳しく解説