他人の子供に食べ物を与えると、意外な代償を支払わなければいけないかもしれません。アレルギー反応や事故などが起こってしまった場合、裁判に発展することも…。そんな恐ろしい事件が中国にて報じられました。

■バナナをおばちゃんに貰った

今回、ある意味被害に遭ってしまったのは中国・広東省に住む60歳の苗字を「蘇」という女性。蘇さんは自身の畑で作業をしていた所、丁度遊びに来ていた女児を見つけたため好意で持っていたバナナをプレゼントしたとのこと。

蘇さんにもらったバナナであることを両親に報告し、「食べてもいいよ」と許可をもらった女児は、そのままバナナを手に友人の家へ向かったそう。心優しい彼女は友人にもバナナを分け与え、2人で仲良くおやつタイム…という平和な日常の一幕を見せるはずでした。

■しかし喉に詰まらせてしまい…

しかし、女児の友人はもらったバナナをその場で喉に詰まらせてしまいます。次いで意識を失い、大人が駆け付けた頃には泡を吹く状態となっていました。

両親は急いで救急車を呼びましたが、時すでに遅し。倒れた友人の喉からは5センチ程のバナナの塊が見つかり、そのまま帰らぬ人となりました。担当した医者は、バナナを詰まらせて窒息してしまったことが死因だと語っています。