そんな中、まどかが担当する入院患者・湯川茜(田中真弓)が腰の痛みを訴える。「寝違えただけだから大丈夫」と言われたため報告しなかったまどかだが、これがのちに大変な事態に発展する――。
ネット上では、「今どきの医療現場が知れて面白いし、明るいタッチで見やすい」「王道のお仕事ドラマって感じだけど、まどかが成長する展開にジーンときた」などと好意的な声が相次いでいる。
「初回では、アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)でルフィ役を務める大御所声優の田中が患者役で出演。さらに、ティーチ役の大塚明夫とチョッパー役の大谷育江も、ドラマをナビゲートする人形のキャラクター“ドクターK”とその助手“Q太”の声を担当し、ネット上ではアニメファンも食いついていましたね。加えて、まどかが横浜DeNAベイスターズの大ファンという設定に合わせ、球場での観戦シーンなどが登場。野球ファンの間で『ベイスターズ愛が詰まってる』『主人公の部屋にベイスターズグッズがたくさん! 完全にハマっ娘』と沸いています」(同)
『まどか26歳、研修医やってます!』第1話、視聴率5.9%
アニメや野球のファンも注目している様子の『まどか26歳、研修医やってます!』だが、初回の平均視聴率は世帯5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人3.4%を記録。『あのクズを殴ってやりたいんだ』の初回が記録した世帯6.6%、個人3.6%を下回った。
なお、芳根といえば16年にヒロインを務めたNHK朝ドラ『べっぴんさん』をはじめ、数多くのドラマや映画に出演。正統派俳優として人気が高く、演技力も高く評価されているが、過去の民放主演ドラマは低調が目立っていることから、一部ニュースメディアに「低視聴率女王」と辛らつに報じられたことも……。
「芳根が主演を務めた18年放送の月9『海月姫』(フジテレビ系)は、当時の月9最低視聴率となる期間平均6.1%(世帯)を記録。23年放送の『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)も期間平均4.2%とやはり振るいませんでした。ヒットに見舞われなかったのは芳根のせいではないものの、今作も厳しいスタートとなっただけに、今後の視聴率推移が注目されます」(同)