ここでは、Whoscall株式会社の調査を基に、全世代が被害に遭う可能性のある詐欺手口を見ていきます。
1位:個人情報の盗用(12%)
詐欺メールや偽のWebサイトに誘導して、クレジットカード番号や住所などの個人情報を不正に取得します。
2位:投資詐欺(6.2%)
SNSなどを通じて、短期期間で高収益が得られるなどと偽の投資案件へ誘導してお金をだまし取ろうとします。
3位:前払金詐欺(5.5%)
手数料やネットオークションなど言葉巧みに誘導してお金を支払わせたあとに連絡が取れなくなるパターンです。
詐欺が行われる手段として「テキスト/SMSメッセージ」が72%と最も多く、「Eメール(67%)」「電話(41%)」と続きます。インターネット上での詐欺が増える一方で、電話や郵便物などの詐欺も依然としてなくならないため、オンライン・オフラインどちらにおいても注意が必要です。
詐欺に遭わないための対策
あらゆる世代が詐欺被害に遭う確率が増えている中で、だまされないためにはしっかりと対策を行うことが大切です。ここでは詐欺に遭わないための対策方法をご紹介します。
・公式アカウントか確認する
・急な金銭要求に応じない
・家族や専門家に相談する
詐欺に遭わないために最も大切なことは、疑う意識を持つことです。未払いの料金がある、おいしいもうけ話があるなどと持ちかけられた場合は詐欺の可能性があります。
万が一「偽サイトと気づかずに個人情報を入力してしまった」「高額なお金を振り込んでしまった」などの場合には、あせらず警察や消費生活センターなどの専門機関に速やかに相談しましょう。
今や詐欺に遭うのは高齢者だけではない! GmailやAmazonを通して全世代が被害に遭う可能性がある
詐欺は今や高齢者だけでなく、全世代がターゲットとなっています。GmailやAmazonを始めとした身近なプラットフォームを悪用する詐欺が横行し、その手口は多岐にわたります。
詐欺の手口を知り、疑わしい連絡には慎重に対応することが被害を防ぐための第一歩です。普段から自分自身の情報を守る意識を持ち、万が一の際には警察や専門機関に相談するようにしましょう。