かといってこのかなり暗めのベージュだけでカバーするとその部分だけ肌のトーンがかなり落ちてしまうので、他の色を重ね塗りして明るさを調整するのがおすすめです。
そのため、今回はクマと肝斑には最初に暗めのベージュを気になる部分とその周辺に塗り、その上から標準色に近いベージュを重ねて調整しました。
カバー力が高いので、薄く少しずつ塗っていくのがポイントです。このときブラシを使ったほうが薄く、均一に塗りやすいと感じました。
一方、ピンポイントのシミには暗めのベージュをブラシの反対部分に適量取り、トントンと軽く叩き込むように塗るとしっかりカバーすることができました。シミの周辺部分をブラシなどで丁寧にぼかすと、より自然な仕上がりになります。
◆小鼻の赤みやシミがかなり隠れる!
肌色補正効果がない日焼け止めを塗っただけの肌、それにコンシーラーを塗っただけの肌、コンシーラーの上からファンデを重ねた肌を比較してみたところ、化粧下地やファンデーションを使わなくても、薄い肝斑や頬の赤みと薄いシミ、小鼻の赤み、ピンポイントのシミをかなりカバーできていることがわかりました。
ただし、クマに関してはやはりベージュだけでカバーするのは難しく、オレンジの別のコンシーラーを使った方がしっかりとカバーできると感じました。
◆ファンデを控えめにしてもしっかりカバー
次に、コンシーラーの上からファンデを重ねてどの程度カバーできるのか検証してみました。特にファンデは厚塗りせず、むしろいつも通り一般的な使用量よりも控えめに塗りました。
それでも肌悩みをしっかりカバーできているのがご確認いただけるのではないでしょうか。
tfit「カバーアッププロコンシーラー ニュートラル」は口コミ通り、高いカバー力で自然に肌悩みをカバーするコンシーラーでした。
うまく使いこなすコツは、暗めのベージュカラーを最初に仕込み、その他のカラーを重ねて調整すること。厚塗り感が出にくい商品ですが、使用量には注意し、少しずつできればブラシで塗り重ねることでより自然な仕上がりになると感じました。