2009年に登場して以来、ビットコインの価格は長期的に見て右肩上がりとなっています。2028年頃には次の半減期が訪れることから、長期的に保有することで値上がり益を得られるのではないかと期待されています。
しかし、ビットコインは株式のように価値が業績に裏付けされているわけではありません。時の為政者の政策や知名度、風評など不確定な要素にも左右されるため、ある日突然大きく値下がりするリスクがあります。
ビットコインに長期投資する際は一極集中させずに、株式や債券、投資信託など他の金融商品にも資産を分散させたほうがよいでしょう。分散投資することでリスクを抑えながら長期的に資産運用できます。
ビットコインで老後資金を運用するならリスク分散を考えよう
ビットコインは需要によって大きく変動する傾向があります。アメリカ大統領選後でトランプ氏が勝利すると期待感によって需要が高まり、ビットコインは最高値を更新しました。
今後も価格が上昇し続けると見込まれているビットコインですが、政策や風評など不確定な要素で値下がるリスクもあります。ビットコインに長期投資する際は、ほかの金融資産も保有することでリスクを分散したほうがよいでしょう。
出典
国税庁 仮想通貨の税務上の取り扱い―現状と課題―
コインチェック株式会社 Coincheck ビットコイン(BTC)/円のリアルタイムチャート
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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