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2025/01/15
【東京都文京区】日中友好会館美術館で「希望の野原で―貴州水城絵画展」開催。約40点の作品を展示
ミャオ族に伝わる祭りの光景を鮮やかな色彩で印象的に描いている。
第二章「風物」では、変形や誇張、象徴的な表現を用いて、移ろいゆく季節をモチーフとした作品が集められている。
歌や踊りに興じる人々の様子を象徴的に描いている。
牛飼いたちが日暮れまで牛を追いかける姿、人と自然が一体となる暮らしを描いている。
第三章「風景」では、貴州省の美しい自然や風景、目に映る様々な事物を独特の構図で描いた作品がまとめれている。
六盤水市は水城がある都市。近年は地方でも開発が盛んで、巨大な橋も建設されている。
黔東南は貴州省東南部に位置するミャオ族トン族の自治州。伝統文化を守りながら、新しい農村の建設が進んでいる。
第四章「風味」では、素朴なタッチで描いたデザイン性のある味わい深い作品が展示されている。
習近平国家主席の発言から創作された。人々の暮らしに寄り添った言葉が彼らの心を温めている。
高粱が畑一面に実った様子を描いている。豊作は人々の喜びでもある。
少数民族が多く暮らし、多彩な芸術文化をもつ水城絵画の素晴らしさを、じっくりと見比べることができそう。
日本初登場の作品が来日
水城の絵画は現在、第2・第3世代の画家たちが活躍し大いに発展しているという。彼らは、古き良き時代のモチーフはそのままに、新しいや素材やテーマを積極的に取り入れ、創作活動に励んでいる。
中でも、新時代を担う人材育成にも力を入れ、水城農民画協会代表を務める徐源氏、熊師提氏、いま注目を集める若き画家、徐小迪氏の作品など日本初登場の作品が来日。大変貴重な機会となる。
伝説や独特の世界観を表した動画も上映
水城の絵画は、様々な少数民族の民間芸術の要素を取り入れながら、生産活動や日常生活、風俗、自然の景観、祝祭や遊びをテーマに彩り豊かに描かれている。
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