テレビ局幹部や映画監督などに自社のタレントを使ってもらうために、彼女を彼らのもとへ忍んでいかせる「枕営業」という言葉がこの業界にはある。だが、当事者がしゃべらないためにその実態は未だに闇の中である。
このテレビ局の人間のやり方が事実なら、枕営業ではなく、有名タレントたちに女性を貢ぐ「枕接待」とでもいえるのではないか。こうしたやり方が常態化していたと、私は見ているのだが。
この文春報道に慌てたのだろう。中居側が文書を発表したが、これが何ともできの悪いもので、かえって事態を悪化させてしまったのである。文春が出た次の日の9日。
《これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました。私自身の活動においても、ご苦労を強いてしまっていることが多々発生しておりますので、私の話せる範囲内でお伝えさせて頂きたいと思います。トラブルがあったことは事実です。そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです。このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。
なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません。最後になります。今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります。この件につきましては、相手さまがいることです。どうか本件について、憶測での詮索・誹謗中傷等をすることのないよう、切にお願い申し上げます。皆々様に心よりお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。 2025年1月9日 のんびりなかい 中居正広》
この中の「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」という文言に批判が集中したのである。