「ラテマネー」とは、金額自体は大きくないものの普段何気なく使用しているお金です。例えば、毎日コンビニでコーヒーを買うなど1回の支払いは数百円でも、毎日続けていると年間で数万円程度の支出につながります。お金が貯まりにくい方の多くは、ラテマネーが習慣化している場合が多いため、一度見直してみるとよいでしょう。
30代・40代の平均貯蓄額について
金融広報中央委員会 知るぽるとの公表している「家計の金融行動に関する世論調査」より、30代・40代の貯蓄額について触れていきます。金融資産(預貯金や株式など)を保有していない世帯を含む、貯蓄額は表1の通りです。
表1
中央値 | 平均値 | |
---|---|---|
30代(単身世帯) | 100万円 | 594万円 |
30代(二人以上世帯) | 150万円 | 601万円 |
40代(単身世帯) | 47万円 | 559万円 |
40代(二人以上世帯) | 220万円 | 889万円 |
出典:金融広報中央委員会 知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査」を基に筆者作成
30代・40代の貯蓄額・金融資産保有額は平均値で600万円前後~900万円弱、中央値で約50万円~220万円となっていました。40代の二人以上世帯が他の30代・40代世帯よりも多くの金融資産を保有していることが分かります。
自分の金融資産保有額と比較し、自分自身が同年代と比べて貯蓄ができているかどうかの判断基準にしてください。
30代・40代の貯蓄額の平均値は600万円前後~900万円弱
金融広報中央委員会 知るぽるとの「家計の金融行動に関する世論調査」では、世帯主の年齢別の金融資産保有額を公表しています。同調査によると30代の平均値は594万円~601万円、中央値は100万円~150万円です。また、40代の平均値は559万円~889万円、中央値は47万円~220万円です。
お金が貯められない人の特徴は、大きく4つあります。ポイントは収支の把握や計画性の有無です。家計簿アプリなどの便利なツールも多く出回っています。お金が貯まらないと悩んでいる人は、自分の収支の流れについて確かめてみるのもよいかもしれません。