片づけの美学184 書類はファイルボックスで種類ごとに整理。でも、気づいたらあふれてゴチャゴチャ|防ぐために試してほしいこと
「書類をファイルボックスにカテゴリーで分ける」「必要な書類が整然と並んでいる」というのは、職場では当たり前でも、家庭になると途端に難しくなるのはなぜでしょう。やはり、使う頻度や使う人数も、状況が全然違うからでしょうね。   書類入れがゴチャゴチャになるとお悩みの場合は、「書類の管理とはこうあるべき」という形をまず忘れることから始めてみましょう。書類の管理において大切なことは、必要書類がサッと取り出せること……これに尽きるのです。

書類を細かく分ける必要性はなし

書類入れがゴチャゴチャになるとお悩みの管理方法に共通するのが、「細分化しすぎている」という傾向です。
 
例えば、ファイルボックスの中に仕切りポケットをいくつも入れていたり、何段もある書類トレーを利用しているなどです。細かく分けると、チェックする場所が増え、分ける作業も増えます。
 
初期設定の時は、やる気があって続けられそうな気がしますが、残念ながら長続きしないことが多いのも現実です。書類はシンプルに保管がベストです。
 

ファイルボックス管理は1つに

書類を管理するためのファイルボックスは1つにしましょう。暮らしの書類だけなら、十分なご家庭がほとんどです。
 
ファイルボックスの中に、仕切りポケットやクリアファイルがいくつかあると便利です。まずはご家庭にある書類の分類をしてみましょう。
 
例えば、わが家の日常の書類入れの場合、

●ふるさと納税の書類
●医療費や検査結果
●その他

と3つに分けています。ご家庭によって、受け取る書類は違ってくるので、手元に多いモノを分けてみましょう。
 
「その他」では、生活に使う雑雑とした書類・紙類を混ぜ混ぜに入れています。

●チケット
●予防接種の補助券
●イベントのチラシ
●割引券
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