千葉県千葉市で2月15日(土)に、第1回「千葉市いちごマラソン」が開催される。

リレーマラソンと親子マラソンの2部門が用意される同大会は、その名の通り給水所で「イチゴ」を食べて楽しめることが最大の特徴だ。申し込み期間は1月15日(水)まで。

「給いちご」で楽しみながら走るランニングイベント


全国各地で開催されるマラソンイベントのなかには、タイムを競うのではなく楽しむことを目的としたものとして、給水代わりにスイーツやフルーツなどを楽しめたり、競馬場・サーキット場を走ることができたり、愛犬と走れたりするものなど、ユニークなイベントも数多い。

千葉県千葉市・千葉市民ゴルフ場で2月15日(土)に開催される、第1回「千葉市いちごマラソン」も、楽しむことに重きを置いたマラソンイベントだ。2026年に千葉開府900年の節目を迎えることを記念して、今回初めて開催される。

同大会最大の特徴は、その名の通りイチゴを給水所で水の代わりに楽しめるということ。

実は、イチゴは千葉市の特産品のひとつ。昭和30年代に同市若葉区多部田や中央区生実でイチゴ栽培が始まり、その後も市の奨励品目として他地区へと広がっていった。消費地に近いという立地の特徴から、完熟でとりたての完熟いちごを味わうことができるという。

総務省の二人以上の世帯における家計調査では、「2017年~2019年品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」でイチゴの購入金額・数量ともに千葉市が全国1位になるほどイチゴ愛の深い街なのだ。

そんな、イチゴ愛あふれる街・千葉市で開催される「千葉市いちごマラソン」は順位付けやタイム計測もないので、自分のペースでイチゴを味わいながら完走を目指すことができる。イチゴはゴール後にも楽しめるので、完走した自分へのご褒美にもぜひ。


マラソン項目は、リレーマラソン・親子マラソンの2つで、コースは1周約2.7km。リレーマラソンは、2~5人のチームで参加可能で、リレー形式で100分間タスキをつなぎながら走るというもの。午前の部・午後の部の2回開催、各100組が参加可能だ。参加費は1万2,500円/1チーム。