デートスポット☆プロメテウス火山には実在モデルがある!

ディズニーシーオリジナルのプロメテウス火山。
前述でも触れたように小説「海底二万里」がモデルになっているのですが、プロメテウス火山のモデルになった山が実在します!

それはイタリアの有名観光地ナポリからほど近い場所にある「ヴェスヴィオ火山」
ヴェスヴィオという名前に聞き覚えはなくても「ポンペイ」という名前は聞いたことがあるのでは?

ローマ帝国時代に繁栄を誇っていたポンペイの街が、火山の噴火によって一日で消滅したことはあまりにも有名。
その火山が「ヴェスヴィオ火山」で、ディズニーシーのプロメテウス火山のモデルになっています。

今でも「世界でもっとも危険な火山」と言われているこの火山。

そう思うとミステリアスアイランドという名前、そしてプロメテウス火山となんだか不気味に見えてはきまえんか?
そしてあの轟音と大噴火。
妙に納得です。

デートスポット☆プロメテウス火山、名前の由来

イタリアのヴェスヴィオ山がモデルなのに名前が「プロメテウス火山」
という事はなにか由来がありそうですよね?

そう、プロメテウス火山の名前はギリシャ神話の神、プロメテウスから付けられているのです。

ギリシャ神話でプロメテウスは全能の神ゼウスに逆らって、寒さに耐える人間に「火」を与えた神。
その「火」は人類に文化と繁栄をもたらした半面、武器を作り戦争を起こしました。
それに怒ったゼウスはプロメテウスを磔にしてしまうのですが...

人類がプロメテウスによってもたらされた火から恩恵を受けているのは間違いない事実。
火はすべての始まりでもあり、またそれによってプロメテウスは「人類を創った神」とも言われています。

人類を創った神プロメテウス。
人類の今の文化を創ったプロメテウス。
火をもたらしたた神様だから火山の名前にした...という以上に深い意味を感じてしまうのは私だけではないでしょう。
ディズニーシーのシンボルにふさわしい名前ではないですか?

デートスポット☆プロメテウス火山の噴火のタイミング

ところでプロメテウス火山はいつも噴煙をムクムクとあげ、時折噴火を繰り返します。
噴火するときは

ドーン!!!

という轟音とともに噴煙と炎を火口から噴出させます。
その光景はいつ見てもダイナミックで写真を撮る絶好のタイミング!
でもいつ噴火するのか分かっていないとなかなかいいタイミングでシャッターをきれませんよね。

1時間くらいの感覚で定期的に噴火すると言っている人もいますが、プロメテウス火山の噴火は不定期。
ショーの中でショーの演出の一部として噴火する以外は、基本タイミングは非公表です。
ただ

「あ。そろそろ噴火するな?」

という前兆はあるので、注意していると分かります。

まず、噴火が始まる前はミステリアスアイランドのライトが点滅を始めます。
演出の一部なのですが、「ネモ船長が開発した地熱発電システムが火山活動の影響で不安定になっている」という設定。
ちゃんと設定があるのもディズニーらしくて好きです♡

そしてノーチラスギフトの上のスピーカーから「圧力計に異常な数値の変化が...」と包装も流れます。

どちらも注意していないと気づかずに見過ごしてしまうし、ミステリアスアイランド以外では前兆も分からないので、撮影するときはやっぱりタイミングを計るのは難しいですね。