経済産業省資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」によると、外気温が6℃のときエアコンの設定温度を21℃から20℃に下げるだけで、年間約1650円の電気代の節約につながるとされています。また、エアコンのフィルター掃除も重要です。フィルターにホコリがたまると暖房効率が下がってしまうため、2週間に1回を目安に定期的に清掃を行いましょう。
さらに、部屋の断熱対策も有効です。厚手のカーテンや断熱シートを使用することで、熱が無駄に逃げるのを防ぐことができます。サーキュレーターを併用するのも良いでしょう。暖かい空気を部屋全体に循環させるとエアコンの効率が高まり、結果的に電気代の節約につながります。
このような方法を実践することで、快適な室温を保ちながら電気代を抑えることができます。
まとめ
エアコンを2時間つけっぱなしにすると、電気代は約59円かかります。「自分は就寝するが、家族があと2時間後に帰宅する」という場合、よほど外気温が低くない限りは、一度エアコンを消すことをおすすめします。タイマー機能を活用して、再び室内が温まるようにしておくと良いでしょう。
また、エアコンの電気代を節約するには、設定温度を少し下げたりこまめにフィルターを掃除したりすることも大切です。寒い冬でも電気代を抑えつつ快適に過ごせるよう、工夫してみてくださいね。
出典
国土交通省 気象庁 観測開始からの毎月の値
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 空調
執筆者:山田麻耶
FP2級
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