月15万円の年金で問題なく生活できているとしても、年齢を重ねるにつれて病気やけがをしやすくなることが考えられます。医療費や介護費でまとまった出費が発生する可能性もありますから、ある程度の貯蓄があると安心です。
 
体力の低下を防ぐために、日頃から散歩や軽い運動をする習慣をつけているか、バランスの取れた食生活を送っているかなどを確認できます。健康維持のために短時間のアルバイトをすることも検討できるかもしれません。定年後に働くことには、健康維持だけでなく、老後資金を増やしたり、余裕のある生活ができるようにするメリットもあります。
 

孤独に対する不安に備える

定年退職後に一人暮らしをしていると、人と接する機会がなくなって孤独を感じやすくなる場合があります。孤立して心身に不調をきたすことがないよう、定期的に父親とコミュニケーションを取ることも大切です。近くに住んでいなければ、ビデオ通話などを活用できるでしょう。
 
趣味を作って仲間と交流したり、イベントなどに積極的に参加したりするよう提案できるかもしれません。老後に一人暮らしをする人の中には、経済的に問題なく生活できていても、社会とのつながりを保つために仕事を続ける人もいます。
 

一人暮らしなら月15万円の年金でも生活できる可能性はある! 健康面や孤独に対する不安にも備えることは大切

老後の一人暮らしの家計収支を調べてみたところ、月15万円の年金収入があればギリギリではあっても問題なく生活できる可能性があることが分かりました。父親の場合も、節約をしていたりぜいたくはしていなかったりして、年金収入の範囲内で経済的に問題なく生活できているのかもしれません。
 
しかし老後は年齢を重ねることにより病気やけがのリスクが高まり、突発的な医療費や介護費が発生する可能性があるので、ある程度の貯蓄があると安心です。経済面だけでなく、健康面や孤独に対する不安もありますから、日頃から父親とコミュニケーションを取って、備えをしておく必要はあるでしょう。
 

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