20%値引きの場合
20%値引きの場合、24万円の20%である4万8000円が割引され、支払額は19万2000円になります。この場合、ポイント還元はありませんが、直接の支払額が大幅に減少します。
●実際の支払額:19万2000円
●獲得ポイント:なし
●実質的な支出:19万2000円
「10%値引き+10%ポイント還元」は、次回以降の買い物でポイントを活用できる点で魅力的です。しかし、支払額そのものを減らしたい場合、「20%値引き」のほうがお得といえます。
「ポイント還元」の落とし穴とは?
一見お得に感じられるポイント還元ですが、いくらたくさんのポイントを貯めても、期限切れで失効したり、貯まっていることを忘れたりしては意味がありません。獲得したポイントは実際に使用しない限り、お得にはならないことを覚えておきましょう。
また、ポイントには有効期限が設定されていたり、使用できる商品が限定されていたりすることもあります。店舗ごとのポイントサービスの仕組みを、しっかり理解しておく必要があります。
まとめ
「10%値引き+10%ポイント還元」よりも「20%値引き」のほうが、総支払額の面ではお得です。よく使う店舗でなければ、ポイントが無駄になるかもしれませんし、支出を抑えたい場合にも値引きのほうが適しています。
家電などの高額商品の場合は、そのメリットが顕著になるため、それぞれの仕組みをしっかり理解し、賢くお得に買い物をしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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