カリフォルニア州ロサンゼルス西部で発生した山火事が、“ハリウッドスター豪邸めぐりツアー”に組み込まれる高級住宅地区まで拡大。多くのハリウッドセレブが邸宅からの避難を余儀なくされ、SNSにはセレブたちの悲痛な投稿が相次いでいる。
目次
・ロサンゼルス大規模火災「まるでこの世の終わりだ」
・パリス・ヒルトン、アンソニー・ホプキンスなどセレブの豪邸が全焼
・メーガン夫人、ライフスタイル番組の配信は?
ロサンゼルス大規模火災「まるでこの世の終わりだ」
今回の大規模火災は、低い湿度の中で発生した山火事が、地域特有の乾燥した風にあおられて急拡大したことによるもの。米国立気象局が警戒を呼びかけていたハリケーンレベルの暴風により、想定外の速さで被害が拡大した。
米『CNN』によると最も被害が広いのは、豪邸が並ぶパシフィック・パリセーズで焼失面積は7600平方メートル以上。イートン地区、ハースト地区、リディア地区、サンセット地区と瞬く間に被害が広がり、すでに5000棟超の建物が焼失。18万人もの住民に避難命令が出る事態となっているが、消火用水が不足し限界に達したため鎮火できず、一方で風はさらに強くなると伝えられている。
ハリウッド・ヒルズやスタジオ・シティでも炎が燃え上がり、通りは避難する人たちの車で大渋滞。乗り捨てられた車にブロックされ消防車が通れないからとブルドーザーで車をどかす様子、水不足で鎮火できない消防士が「せめて思い出のものだけでも」とアルバムやアンティークなどを運び出す姿がSNSで拡散されており、ネット上では「まるでこの世の終わりだ」といった絶望の声が上がっている。
SNSには「我が家が全焼してしまった」「子どもたちの学校が、行きつけのカフェやレストランが、全て灰と化してしまった」というセレブたちの悲痛な投稿が相次いでいる。