▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
窓側のコンセントはみんなのもの! 窓側席に優先権があるわけではない
窓側の足元に設置されたコンセントの利用に関して、JR各社が公式Webサイトなどで明確な見解を示しているわけではありません
こういった話題が出るたびに、「窓側席のコンセントに使用権は設けておらず、譲り合って使ってほしい」という見解がJR公式のものとして紹介されています。
東海道・山陽・九州・西九州新幹線の特大荷物スペースは、特定の座席を予約することで利用できるというルールがありますが、コンセントに関してはこのような明確なルールが設定されていません。
したがって、窓側の席を指定しても、必ずしもコンセントが使えるとは限らない点に注意が必要です。長時間の旅になるようなら、モバイルバッテリーを持参したほうが良いでしょう。
なお、新幹線の車両によってコンセントの設置状況は異なります。例えば東海道新幹線の場合は、N700S系車両には全席コンセントが設置されていますが、N700系やN700A系車両は窓側と最前列・最後列にしかコンセントがない(グリーン車には全席設置)といった具合です。
東海道新幹線の場合は、公式のウェブサイトに「N700S車両で毎日運行する予定の列車」の一覧を公開しています。確実にコンセントを使いたい人は、N700S車両で運行する新幹線を狙って予約するのがおすすめです。