お年玉を姪っ子に渡すときは、ほかの親戚とも事前に話し合うことがおすすめです。1人だけ金額が明らかに多いあるいは少ないなどがあると、あとでトラブルにつながる可能性があります。特に、複数の親戚の子どもへ渡すときは、子ども同士で不公平感が出ないよう年齢に合わせる、全員同じ金額にするなどのルールを大人で決めておくとよいでしょう。
また、無駄遣いをしてほしくないときは、QUOカードや図書カードをポチ袋に入れて渡すことも選択肢のひとつです。特に、受験期などは参考書を買うために図書カードが役立つでしょう。
現金以外で渡すときも、相手の親にQUOカードや図書カードで渡しても問題ないのか聞いておくことが大切です。伝統を重んじる家庭の場合は、断られる可能性がある点に留意しておきましょう。
高校生のお年玉相場と比較すると3000円は少ないと感じる可能性がある
株式会社プラスワンが実施した調査によると、高校生の甥っ子姪っ子に対するお年玉の相場は1万円が最も多く、2番目が5000円でした。もし3000円を渡していると、姪っ子は友人や知人より受け取っている金額が少ない可能性があります。なるべくほかの人と同じように渡してあげたい場合は、5000円程度渡すとよいでしょう。
しかし、姪っ子が誰かと比較したり言われたりしたわけでもなく「金額が少ない」と言ってきたときは、理由を聞くことが大切です。家庭によっては金額が決まっているケースもあるので、必要に応じて両親に金額を聞いてみるのもよいでしょう。
姪っ子の将来のためにとお年玉を渡したいなら、現金以外を渡す方法もあります。ただし、両親に現金以外の方法で渡してよいか確認してからにしましょう。
出典
株式会社プラスワン フィンクル 【524名に調査】甥・姪に渡すお年玉の相場はいくら?使い道についてもご紹介!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー