高校生の姪っ子に「3000円のお年玉」をあげたら「少ない!」と言われました…一般的にはいくらくらいあげるのでしょうか?
高校生がお年玉を受け取るとき、人によっては少ないと感じるケースがあります。自身が姪っ子にお年玉を渡して「少ない」と言われたときは、相場を参考にするとよいでしょう。   また、渡す金額を増やすときは、姪っ子本人だけでなく両親にも聞いたほうがよい場合もあります。今回は、お年玉の相場や、金額が少ないと言われたときの対処法などについてご紹介します。

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お年玉はいくらくらいが相場?

株式会社プラスワンが2024年に524人に対して実施した「甥っ子姪っ子へのお年玉についてのアンケート」によると、学年ごとの姪っ子や甥っ子へ渡すお年玉の相場は以下の通りです。

●未就学児:1000円
●小学校低学年:3000円
●小学校高学年:3000円、5000円
●中学生:5000円
●高校生:1万円
●大学生・大学院生:1万円
●それ以上の年齢:5000円

アンケートによると、高校生に対するお年玉の相場は1万円でした。そのため、受け取った金額が3000円だと高校生の姪っ子にとっては少なく感じる可能性があります。
 
また、高校生のみの相場をランキング順にすると、以下の通りです。

1位:1万円
2位:5000円
3位:7000円

1万円までは渡せなかったとしても、5000円ほど渡せれば納得してもらえるかもしれません。
 

お年玉が少ないと言われたときの対処法

姪っ子にお年玉が少ないと言われたときは、なぜそう思ったのか聞いてみましょう。もし理由を聞いて渡す側も受け取る側も納得できるのであれば、金額を増やすことも選択肢のひとつです。
 
ただし、姪っ子側の家庭で受け取る金額が決まっていたり、姪っ子の両親が姪っ子のお金を管理していたりするときは、姪っ子本人だけでなく両親の意見も聞いたほうがよいでしょう。また、地域によってはお年玉の金額が習わしとして決まっているケースもあります。渡す前に、こうした慣習や決まりはないか調べておきましょう。
 
金額が決めにくい場合は、相場を参考にするほか、「年齢×500円」のように決める方法もあります。金額を決めた理由としても説明しやすいので、自分で金額を決めにくい方におすすめです。
 

お年玉を渡すときのポイント