「ハーンPay」は、単なる決済手段ではなく、人と人、地域と訪問者がつながるきっかけを提供。「助け合いの文化」に根ざした新しい取り組みとして、海士町ならではの温かさを体感することができる。さらに、事業者と利用者の双方が、「ハーンPay」を気持ちよく利用できるよう、決済手数料0円、換金手数料0円(条件あり)を実現し、双方に利益のあるキャンペーンも実施していくとのこと。

フィノバレーは、同事業により島内消費を喚起し、地域経済の好循環や地域コミュニティの活性化をはかるという。

システムには「MoneyEasy」を採用


「ハーンPay」のシステムには、全国各地で地域とのつながりづくりや行政DXへの活用実績のある、フィノバレーが提供する、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォーム「MoneyEasy」を採用。

「MoneyEasy」は、スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にし、支払方法として二次元コード読取方式を採用しているため、店舗側での初期投資や手間がかからず導入できるのが特長だ。

さらに、自治体でのプレミアム付商品券事業や、行政ポイント(市民活動・ボランティア支援、健康増進活動支援など)等の運用も容易に実施可能。地域でのさまざまな活動をより効率化していき、持続可能な地域づくりに活用できるプラットフォームを目指していくという。

なお、島根県海士町での「ハーンPay」提供は、「MoneyEasy」初の離島での運用事例とのことだ。

公開記念キャンペーン実施中

2024年12月20日(金)~3月31日(月)には、「ハーンPay」公開記念キャンペーンを開催中。入金額の20%のポイント付与(一人当たり2,000ポイント上限)、決済額の2%のポイント還元などが行われる。

キャンペーンは、予算上限に達し次第、予告なく終了する場合もある。決済還元は、決済が開始される1月14日(火)より適用される予定だ。