節約とダイエット、両立するために食事量を減らすという人も少なくありませんが、女性らしくキレイに痩せるためにはただ食べないというのはNGです。
今回は上手に節約しながらダイエットに成功している人が日々習慣にしていることをまとめました。
1.我慢できなくても大丈夫!大切なのは間食の内容を見直すこと
間食は節約とダイエットのためによくないと分かっていても、なかなか我慢できないものです。そもそも「我慢」という行為は継続しにくいため、間食の内容を見直すほうが効果的な場合もあります。
例えば、美容にもダイエットにもよく、安くておいしい「こんにゃくゼリー」や「寒天スイーツ」「冷凍・ドライフルーツ」をおやつに取り入れてみましょう。また、コンビニの菓子パンなどはとてもおいしいですが満腹感を得られない割に添加物も多く、血糖値が急激に上がりやすいため、ダイエットと美容の大敵なので注意しましょう。
2.節約とダイエットの成功の秘訣は計画を立てること
節約とダイエットに共通する成功の秘訣は、ズバリ「計画を立てること」。予算があってこそ節約が成り立つのと同様に、ダイエットも余裕を持った計画を立てることが大切です。「年末年始の旅行のために30万円貯める」とか、「1ヵ月後の同窓会までに○○kg痩せる」など具体的な目標があれば、毎日のやるべきことが自然と見えてきます。
3.少し頑張れば達成できる約束事を1日のタイムスケジュールに組み込む
長期的な目標が定まったら、1日のタイムスケジュールをつくることが効果的です。普段の生活のなかに「朝起きたら白湯を1杯飲む」「夜寝る前3時間は食べない」など、少し頑張れば達成できる約束事をいくつか決めておきます。やってはダメなことばかりだと気が滅入ってしまうので、「火曜はスイーツを食べてもよい」などご褒美を適度に設けることも長続きしやすいポイントです。
4.買い物の回数を減らして無駄遣いを防ぐ
ついつい買ってしまうおやつや飲み物。嗜好品もさまざまですが、予算をオーバーしたものは無駄遣いです。買い物の回数分だけ、無駄遣いのリスクも増えるので、買い物は必要なものだけを購入し、さっと済ませるスマートな習慣を身につけましょう。
5.1日3食と水分補給は欠かさない
朝食や夕食を抜くダイエットは必要な栄養素やエネルギーを摂取できないため長続きしない可能性が大きく、またダイエットサプリやドリンクは継続にお金がかかります。節約しながら美しく痩せるためには、食事を抜くのではなくまずはカロリー量や内容を見直すことを心掛けましょう。また、水分も十分に摂取しましょう。
6.食事量を減らしすぎるのはかえって逆効果
キレイに痩せるコツは、筋力を落とさずに脂肪を落とすことです。例えば、極端に食事の量を減らして空腹が続くと、エネルギーが枯渇してしまい体は飢餓状態と勘違いします。そうすると余計に体は脂肪を蓄えようとし、溜め込み体質になってしまいます。これが、太りやすく痩せにくい体質の典型であり、よくあるリバウンドの原因です。
7.炭水化物と糖質を制限し、タンパク質をとる
タンパク質は筋肉の元となり体内を若々しく保ってくれる重要な栄養素です。食事の内容をタンパク質中心にし、必要最低限のエネルギー量のみを炭水化物から摂取することで、無理のない減量が可能です。高タンパクで低カロリーかつ安く手に入る食材は、豆腐やはんぺん、鶏ささみなどがあります。
8.スキマ時間でできる簡単な運動を習慣にする
ジムやヨガへ通うと会費などがかかりますが、運動はお金をかけなくても十分にできます。例えばお風呂あがりに5分程度のストレッチをしたり、朝起きたら好きな音楽をかけてヨガをしてみたり。たった3分の筋トレでも体を鍛えることが可能です。
大切なのは楽しく継続すること。お金をかけてジムへ行くよりも、無理なくスキマ時間で運動したほうが習慣化しやすいケースもあります。
9.基礎代謝を上げるなら無酸素運動が効果的
ダイエットといえば脂肪を燃焼しやすい有酸素運動が効果的ですが、実は「無酸素運動」もあわせて取り入れると非常に効率がよくなります。無酸素運動とは、短時間に強い力を発揮する運動のことです。具体的には短距離走や、ダンベルやバーベルなどを使った筋力トレーニングが当てはまります。年齢に関係なく筋力をつけることができるため、週3日程度でもダイエットに効果があると言われています。筋肉量が多ければ多いほど基礎代謝が上がり、痩せやすい体質に近づけるので、効率よくダイエットしたい人は少しストイックに筋トレなどの無酸素運動もおすすめです。
10.脂肪燃焼効果を狙うなら有酸素運動が効果的
有酸素運動とは、ジョギングやサイクリング、水泳など軽~中程度の負荷の運動を長時間継続して行う運動のことです。体への負荷が少ないにも関わらず脂肪燃焼効果が期待できる運動です。お金をかけずにできるものとしてはウォーキングやストレッチなどが挙げられますが、普段の階段昇降や早歩きでも十分です。血流が良くなるのでむくみ改善にも効果的と言われています。
ちなみに、体内の脂肪と糖を燃やすためには「ちょっとキツいと感じる程度」の運動だということが重要で、1日20分以上この程度の運動をすることが効果的だと言われています。
ダイエットと節約を両立するポイントは習慣化すること
むやみな断食は長続きしないうえにリバウンドしやすく、肌荒れなどのトラブルが伴う恐れもあります。食材や運動にお金をかけなくても、努力次第で健康的なダイエットは十分に可能です。大切なのは習慣化することなので、自分が楽しみながら継続できる節約とダイエットの習慣をぜひ探してみてくださいね。
文・木村茉衣(ファイナンシャルプランナー)
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