ウィンカーを出すタイミングを間違えると、周囲の車や歩行者などに適切な合図ができず、事故につながる可能性があります。
例えば、右折や左折、Uターンをするケースでは、該当する地点の30メートル手前からウィンカーを出す必要があるようです。さらに、右左折やUターンが終わるまで出し続ける必要があるとされています。
また、車線変更をするときは、車線変更を行う3秒前にウィンカーを出すことが推奨されているようです。以上のタイミングを間違えると、合図不履行の違反となり、罰則を受ける可能性があります。
ウィンカーを間違えて出すと違反になる?
ウィンカーを間違えて出すと、合図不履行違反となり罰則を受けます。違反点数と反則金は、表1の通りです。
表1
違反点数 | 1点 | |
反則金 | 大型車 | 7000円 |
普通車 | 6000円 | |
二輪車 | 6000円 | |
小型特殊車 | 5000円 | |
原付 | 5000円 |
※筆者作成
車の運転手は、左折や右折、Uターンなどをする際にウィンカーや手などを使って合図することが決められています。合図がないと、近くを走行する車や歩行者などに危険な思いをさせてしまう可能性があるうえに、事故につながるおそれがあるでしょう。
万が一、合図を忘れたり間違った合図をしたりした場合は、合図不履行となり、違反点数1点、反則金6000円(普通車)の罰則を受けます。また、悪質な場合は、5万円以下の罰金となる可能性があります。
側道から本線に合流するとき、停止線がある場合は「左」のウィンカーを出す必要がある
側道から本線に合流するとき、合流ポイントに停止線や一旦停止の標識があるかないかで、ウィンカーを出す方向が異なるようです。
停止線がない場合は一般的な合流と同様に、右ウィンカーを出して合流します。一方で、停止線がある場合は交差点と見なされるため、左折となり左ウィンカー出して合流しましょう。
ウィンカーは、周囲の車や歩行者に次の行動を知らせる重要な合図となるため、間違うと合図不履行と判断され、違反となります。周囲の道路状況を確認して、間違えないように注意しましょう。