排ガス規制に適合した新しい原付の登場により、現行の50シーシー以下の原付は生産がストップする見込みです。しかし、すでに購入されて乗車している現行原付については、引き続き乗れるとされています。
排ガス規制は、新しく生産されるバイクに適用されるため、すでに購入済みの原付には関係なく、排ガス規制により買い替える必要もないでしょう。
ただし、2025年11月には旧型原付の生産が終了する見込みのため、原付を購入する場合は、125シーシー以下の新しい原付となるようです。
新基準原付は今の原付よりも販売価格が高くなる?
新しい基準で作られる原付は、現状の原付より総排気量が大きくなるため、販売価格が気になる方も多いでしょう。2024年12月時点で発表されていないものの、20万円前後になると予想されています。
実際、現在販売されているホンダの50シーシー原付「タクト」の販売価格は17万9300円(税込み)〜となっており、現行原付とあまり変わらない金額になると予想されているようです。
なお、現行のホンダ「ディオ110」は21万7800円(税込み)〜、ホンダ「リード125」は34万1000円(税込み)〜となっており、新基準原付は現行の125シーシークラスのバイクよりも安くなることが期待されるでしょう。
2025年4月から125シーシー以下の新しい基準の原付に乗れるようになる
2025年4月に行われる法改正により、125シーシー以下の新しい基準の原付に乗れるようになります。これは、2025年11月に適用される排ガス規制が関係しており、50シーシー原付の生産がストップするためです。
すでに購入された50シーシー原付は、そのまま使用できるため、50シーシーと125シーシーの2種類の原付が見られるようになるでしょう。なお、どちらも現状の原付免許や普通自動車免許で運転でき、二段階右折や二人乗り禁止などの原付ルールはそのまま適用されるようです。