美容医療④ケミカルピーリング

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

ケミカルピーリングとは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を肌に塗布することで古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促す治療法です。

肌悩みに合わせて施術に使用する薬剤を変えることで、理想の肌に近付くことができます。一般的にニキビ跡の改善を目的とするのであれば、グリコール酸などの薬剤を使用します。

ケミカルピーリングはこんな悩みにおすすめ

  • 毛穴の詰まり改善
  • ニキビの改善と予防
  • 肌のトーンアップ
  • 小じわやハリの改善
  • ニキビ跡や色素沈着の改善

個人差はあるものの施術後は赤みや乾燥、ヒリヒリ感などの症状が現れる場合があります。しかし、これらダウンタイムの症状は軽度であることが多く、通常だと2~3日程度で落ち着きます。

施術を受けたあとは、紫外線対策は保湿ケアが必須。ここを怠ってしまうと、理想とする肌から遠ざかってしまう可能性がありますので、気を付けてくださいね。

ケミカルピーリングの相場費用と施術頻度

  • 相場金額:5千~1万5千円(1回)
  • 施術頻度:最初の内は2週間に1回程度の頻度で施術を受け、3ヶ月程度継続します。ある程度、施術を受けたあとは、徐々に間隔を空けて、1ヶ月~1ヶ月半に1回程度、施術を受けることが推奨されています。

ダウンタイムの症状が穏やかで、良心的な価格に定評があるケミカルピーリングですが、理想の肌を得るためには5~10回程度の継続した治療が必要になります。

またケミカルピーリングは、ニキビ跡による赤みや色素沈着に悩む方にはおすすめですが、クレーター状のニキビ跡にはあまりおすすめできないケースもあります。

美容医療⑤PRP療法(自己血小板注入療法)

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

PRP療法とは、自分自身の血液から抽出した血小板を含む、血漿を肌に注入する治療法です。肌の自然治癒力を促進し、ニキビ跡や肌質を理想とする肌に近付けます。

PRP療法はこんな悩みにおすすめ

  • しわやたるみ・ほうれい線改善
  • ニキビ跡
  • 凸凹肌の改善
  • 目の下のくぼみやクマの改善

ダウンタイムが短いことで知られるPRP療法ですが、施術後は施術部位に軽い痛みや違和感、赤みや腫れ、内出血、かさぶたなどの副作用が出る可能性があります。

また施術後24時間は肌が敏感になっているため、メイクやスキンケアの使用を控えるよう指示をされます。また副作用を悪化させないためにも、施術後は1~2日程度、運動や入浴、アルコールの摂取は控える必要があります。

PRP療法の相場費用と施術頻度

  • 相場金額:10~50万円(1回)
  • 施術頻度:3~6ヶ月(1回)

PRP両方では数ヶ月~半年間程度、肌を良い状態で保つことができます。また数回程度、施術を繰り返すことで徐々に良い状態が定着してきます。

個人差はあるものの3回程度、継続して施術を受ける必要があります。1回あたりの単価が高い施術なので、資金面併せて、しっかりと検討する必要があります。

美容医療⑥フォトシルクプラス

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

光治療のひとつであるフォトシルクプラス。施術には、イタリアDEKA社の美白治療器を使用します。一般的にはしみやそばかすの治療に使われる治療器ですが、ニキビ跡などの肌トラブルにも効果を発揮します。

フォトシルクプラスはこんな悩みにおすすめ

  • しみ・そばかすの改善
  • ニキビ跡改善
  • 肌のハリ弾力アップ
  • ニキビの炎症緩和
  • ニキビの再発防止

施術中はほんの僅かな痛みがあるものの、我慢できるレベルです。また施術後すぐは、肌に赤みが出る場合もありますが、通常15分程度で赤みが引きます。

フォトシルクプラスの相場費用と施術頻度

  • 相場金額:2~5万円(1回)
  • 施術頻度:2~4週間(1回)

短時間で施術を受けることができ、かつダウンタイムがほとんどないフォトシルクプラスは、仕事や家事・育児などで忙しい女性にもピッタリの治療法です。

一方で手軽に受けることができる分、理想の肌を手に入れるまでには時間が必要になります。元のお肌の状態にもよりますが、おおよそ3~5回程度の施術が必要になります。

自宅でもできるお手入れ

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

一般的には医療の力を借りることが多いニキビ跡の治療ですが、症状が軽度である場合は、自宅でのお手入れでニキビ跡が改善されることもあります。自力でニキビ跡を治す場合は、毎日の食事でビタミンB群やCを積極的に摂取するようにしましょう。

併せて、肌のターンオーバーを正常化および促進させるために、睡眠と適度な運動、自分の肌に合ったスキンケアでの丁寧なお手入れが重要です。

こんな場合は医療の力を借りて◎

一般的にクレーターやケロイドになってしまったニキビ跡を自宅でのお手入れで改善するのは難しいと言われています。

この場合は、自己流であれこれ試すよりも、美容クリニックなどの医療機関に相談し、適切な治療を行うことで症状の改善を目指します。

ニキビ跡に悩まない肌を手に入れよう!

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

本日はニキビ跡の悩みに効果を発揮する美容医療についてご紹介しました。この記事がニキビ跡に悩む全ての方のお役に立ちましたら幸いです◎