床に熱が逃げるのを防ぐため、カーペットの下に断熱マットを敷くことで暖房効率が向上します。分割して温める機能がある場合は、人のいない部分は温めないようにすることで、節約効果が期待できるでしょう。
さらに、適切なサイズ選びも重要です。3畳用と2畳用を比較すると、3畳用の方が年間約2790円、余分に電気代がかかります。温度設定も重要で、「強」から「中」に下げることで、年間約5770円もの節約になります。
電気カーペット単体で使用した方がお得
寒い季節の暖房器具として人気のこたつと、電気カーペットの電気代を比較した結果、電気カーペットの方が経済的であることが分かりました。
これはおもに消費電力の違いによるものです。両製品とも温度設定や機能の使い方次第で、さらなる節約が可能です。
こたつは布団の使い方と温度設定の工夫で、電気カーペットは断熱マットの活用や分割機能の利用、適切なサイズ選択により省エネ効果を高められます。快適さを保ちながら、使用方法を工夫することで、冬の電気代をおさえられるでしょう。
出典
パナソニック株式会社 家具調コタツ150×90(本格座卓シリーズ) 仕様・スペック
公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
アイリスオーヤマ株式会社 ホットカーペット 3畳 195×235 温度調節無段階 IHC-30-H 6時間OFFタイマー グレー
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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