次に、こたつと電気カーペットの電気代を比較していきましょう。
表3
1日当たり | 1週間当たり | 1ヶ月(30日)当たり | |
---|---|---|---|
こたつ | 108円 | 756円 | 3240円 |
電気カーペット | 78円 | 546円 | 2340円 |
差額 | 30円 | 210円 | 900円 |
※表1と表2を基に筆者作成
消費電力の違い(こたつ600ワット、電気カーペット424ワット)により、電気カーペットの方が電気代をおさえられる傾向が見られます。ただし、生活スタイルによって適切な選択は変わってきます。
例えば、家族で団らんを楽しみたい方や、食事をしながら暖まりたい方にはこたつがおすすめです。一方、足元が冷えやすい方や、広い範囲を温めたい方には電気カーペットが便利でしょう。
また、寒さが厳しい時期はこたつと電気カーペットを組み合わせて使用し、寒さが緩やかな時期は電気カーペット単体で使用することも大切です。気温に応じた使い分けも、冬を快適に過ごすうえで重要なポイントといえるでしょう。
こたつと電気カーペットの省エネポイント
ここからは、こたつと電気カーペットの省エネポイントについて解説します。
こたつの省エネポイント
こたつは腰から下を中心に温める暖房器具です。上掛けと敷布団を併用することで、年間で約1010円の節約が可能です。
また、温度設定を「強」から「中」に下げることで、年間1520円の節約効果が期待できます。上半身の寒さ対策には、カーディガンなどを1枚多く着用することで対応し、ほかの暖房器具と併用する場合は温度設定を低めにすることがおすすめです。
電気カーペットの省エネポイント
電気カーペットの省エネポイントは以下の3つです。
●断熱マットの活用
●分割機能の利用
●適切なサイズと温度設定の選択