「金投資」は資産運用として期待できる?投資方法やリスクを解説
「金投資」と聞くと、難しそうなイメージを抱く人が多いかもしれません。しかし、金は昔から大きく価値が下がったことはなく、価値あるものとして扱われており、資産運用としては十分に期待できます。   とはいえ、金投資は為替の影響を受けやすいうえに、盗難などのリスクが生じます。金投資を始める前に、あらかじめ理解しておくことが大切です。この記事では、金投資の資産運用について、リスクや投資方法をご紹介します。

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金投資の特徴

金は、古くから価値が高い資産として重宝され、投資の対象として人気があります。その理由として挙げられるものが「流動性の高さ」です。
 
「流動性」とは、資産をお金に換える速さを指します。金は世界共通の価値があり、安定した需要も流動性の高い理由になるでしょう。
 
また、株式投資のみは価格変動のリスクがあるため、金投資することで、リスクの分散にもつながります。これらをふまえると、金投資は資産運用として期待できる可能性は十分にありますが、後ほど紹介する注意点を理解したうえで、慎重な検討が必要です。
 

金の投資方法

金の投資方法には、いくつか方法があります。
 
表1

投資方法 購入場所 特徴
現物の金を購入 ・貴金属メーカー
・デパート
・商社
・1グラムから購入可能
・手元に置いておける
金貨を購入 ・貴金属メーカー
・デパート
・オークションサイト
・2分の1オンス(14.1748グラム)や1オンス(28.3495グラム)から購入可能
・デザイン性が高くて扱いやすい
純金積立 ・銀行
・証券会社
・1000円から積立可能
・口座があれば手軽に始められる

※筆者作成
 
金の価格は日によって変動しますが、2024年12月13日時点で1万4545円となり、現時点での12月の価格としては12日の1万4686円に次ぐ2番目の高値です。
 
金貨は、2024年12月17日時点で2分の1オンスの買取価格が21万8489円、1オンスが43万7837円で取引されています。
 
どちらも高額なので、金投資にハードルの高さを感じるかもしれませんが、純金積立であれば少額から積立が可能です。初心者でも安心して金投資ができるでしょう。
 

金投資の注意点やリスク