●公立幼稚園:47万2746円
●公立小学校:211万2022円
●公立中学校:161万6317円
●公立高校:154万3116円
現在共働きで2人の子どもがいます。子育てに専念するために仕事をやめようか悩んでいますが、夫の年収「400万円」だけでも生活できるでしょうか?
特に、小学校は6年間通うため費用も大きくなっています。もし子どもが2人とも同じ学校に通ったとすると、総合計は1148万8402円です。一度に全額を出費するわけではないので、貯金ができていれば教育費は払えるでしょう。なお、大学や専門学校に子どもが進学する場合は、さらに費用がかかる可能性があります。
しかし、貯金額に不安があるときは、完全に仕事をやめるのではなく、パート勤務である程度収入を確保しておくことも選択肢の一つです。
共働きから専業主婦になるメリットとデメリット
共働きをやめて専業主婦になる場合、メリットとデメリットは知っておきましょう。家庭によっては専業主婦ではなく、パート勤務でも働いて収入を得た方がいいケースもあります。
メリット
まず、専業主婦になるメリットは、子どもとの時間を確保できるようになる点です。子どもを保育園に預けたり児童クラブで面倒を見てもらったりといったことも不要になるので、保育料の節約にもつながるでしょう。
また、働いていない分家事に集中しやすくなり、時間や体力面で多少余裕ができる可能性があります。仕事との掛け持ちによるオーバーワークを防げるでしょう。
デメリット
専業主婦になるデメリットは収入が減ることです。妻のもともとの収入にもよりますが、専業主婦になったあとも以前と同じような生活を送ることは難しいでしょう。必要に応じて節約しながら、子どもの教育費も貯金する必要があります。
また、夫が大きなけがや病気で仕事を一時的に休職すると、家庭の収入が大幅に減る可能性もあるでしょう。妻が仕事をやめる前に、万が一のときに対応できるような貯金はあるのかといった確認は必要です。
仕事をやめて子育てに専念する前に、生活に大きな影響が出ないのか、将来的に自分たちや子どもの生活費、教育費を捻出できるのかなどを夫とよく相談して決めましょう。