家・教育・車のローンを併用するには、審査に通らなければなりません。申込者の年収や職業、雇用形態、既存の借入・返済状況などを調査し、審査通過可否を総合的に判断されます。
 
加えて、年収と年間返済額の割合である返済比率(返済負担率)も考慮される傾向にあり、上限は30~40%程度です。年間返済額はすべての借り入れを合算する必要があるため、注意してください。
 
すでに車や教育ローンを契約していると、住宅ローンに申し込んでも審査に通らない場合があります。そのような場合は、車や教育ローンの繰上げ返済をすることも検討しましょう。
 

出典

日本貸金業協会 総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】
日本貸金業協会 お借入れは年収の3分の1まで
住宅金融支援機構 フラット35 年収による借入額などの制限はありますか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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