写真集はベストセラーを記録し、早くから女性誌のレギュラーモデルを務め、CMにも引っ張りだこと、男女問わず支持されているのも強み。週6ペースでストイックにジム通いしていたのが災いしたのか、パーソナルジムのトレーナーとの不倫疑惑報道もありましたが、あくまで疑惑で確証はなく、そこまで大きな影響はなかった。抜群のプロポーションという形でジム通いの成果を出しているため、『熱心にジムに通いすぎて疑われた』とファンに認識され、バッシングが早期に収まった部分もありました。

 早くから芝居に力を入れ、コンスタントにドラマ・映画に出演する与田の代表作は主演を務める『量産型リコ』シリーズ(テレビ東京系)。同作は2022年以来、3年連続でレギュラー放送されていることからも人気の高さがうかがえます。本作の制作に大きく関わっているコンテンツスタジオ『BABEL LABEL』は、藤井道人監督をはじめとした多くの敏腕クリエイターが在籍しているので、卒業後に女優活動を本格化させるなら心強い味方になりそうです。

 ただ坂道ファンの間では抜群の人気と知名度を誇る一方、世間一般の認知度はそこまで高くない。卒業後にいきなりバラエティや音楽方面で存在感を示すのは現実的ではないので、まずは地道に女優として演技力を磨くことが大切でしょう」

「24歳の法則」が話題に

 また、今回の卒業発表で話題になったのが「24歳の法則」だ。与田は現在24歳だが、これまで乃木坂46のシングルでセンターを務めた卒業生の実に7割が24歳でグループ卒業を決断しているのだ。今後も人気メンバーが24歳前後で相次ぎ卒業するのではと心配になるが、「24歳の法則」について前出の芸能記者はこう指摘する。

「西野七瀬と生田絵梨花は、与田が乃木坂46で目標にしていた先輩メンバーでした。両者とも24歳でグループを卒業した後、西野は映画、生田は舞台で高い評価を獲得していますから、与田も24歳という年齢を強く意識したのは間違いないでしょう。