人気番組の収録が中断

ハリウッドでは、火災の影響でロックダウン状態となり、多くのテレビ番組が撮影の中断を余儀なくされている。

ハリウッドの中心部にあるエルキャピタン劇場で収録されている『ジミー・キンメル・ライブ!』は、安全上の懸念から8日(水)撮影を中止した。

同番組はライブの観客が参加する形で撮影されており、さらなる安全を危険にさらさないように撮影の延期が決定されたと伝えられている。

他にも多くのテレビ番組や映画の収録に影響が出ているようだ。

 

アカデミー賞にも影響

アメリカは現在、授賞式が盛んにおこなわれる時期であるが、1月19日に開催が予定されていた第30回放送映画批評家協会賞(クリティックス・チョイス・アワード)は1月26日に延期されることとなった。

また、アカデミー賞を主宰する映画芸術科学アカデミーは、山火事の影響により、ノミネーションの投票期間を延長。それにともないノミネーション発表は、当初の1月17日(金)から1月19日(日)に延期されることが発表された。アカデミーの会員約1万人のうち6000人が南カリフォルニア周辺に住んでいることに配慮しての措置だという。

 

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは営業中止

人気観光スポットであるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドワーナー ブラザース スタジオツアーは、直接、山火事の影響を受けてはいないが、1月9日は営業を中止することをそれぞれ発表した。